94.限りある
命には限りがある。
短く儚い命を大切に生きるのが私達生物の使命。
むやみに命を伸ばそうとすると、他にしわ寄せが行く。
今日もどこかで誰かが死んだ。
今日もどこかで誰かが生まれた。
それは毎日飽く事もなく繰り返され。
裕福な家庭が幸せな90年を送る。
貧しい子供は5年生きられない。
今日もどこかで誰かが死んだ。
今日もどこかで誰かが生まれた。
それは毎日飽く事もなく繰り返され。
地球に人が溢れ過ぎた。
他の生物は絶滅しかけている物も少なくない。
だからだろうか?
テロや戦争でどんどん人が死んでいくのは。
人を減らす事で均衡を保とうとしているのだろうか?
今日、あのこが死んだ。
きっと今日、知らない誰かになってどこかで生を受けたに違いない。
あなたに会いに行く為に。
だから流すといい。
悲しい涙ではなく、嬉しい涙を。
生きながら待てばいい。
さっき擦れ違ったのがあのこかもしれないから。
心に刻めばいい。
あのこと過ごした時間は、本物だから。
時々思い出せばいい。
あなたが覚えているのなら、あのこは生き続けるから。
そしてあなたが笑えばいい。
きっとあのこはそれを一番望んでいるから。
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2005/10/31
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